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ふぞろいで採点してみた(R3年事例Ⅲ)

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こんにちは。ぶらんちです。今回は事例Ⅲです。

過去事例はこちら↓

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令和3年度事例Ⅲについて

令和3年度の事例Ⅲは、革製のメンズ及びレディースバックを製造、販売する中小企業です。問題文は以下より入手できます。

また、令和3年度のふぞろいはコチラです↓

ぶらんちの回答案

詳細は以下にて解説しています。

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第1問

令和3年度事例Ⅲ 第1問(配点 20 点)
革製バッグ業界における C 社の⒜強みと⒝弱みを、それぞれ 40 字以内で述べよ。

ぶらんち回答案
  • 強み
    熟練職人2により加工技術力が高く2、②一貫生産体制3であり、③自社ブランドを持つ3こと。
  • 弱み
    低価格品の受注3が多く、②欠品や過剰在庫が発生2し、③熟練職人の作業負荷が高いこと。

⇒ 15点/20点(ふぞろい採点基準)

強みと言えば「技術力・品質が高い」「開発力がある」「一貫生産体制」が三種の神器です。「開発力に不安がある」と明記されているので、代わりに「自社ブランド」を入れましたが、今回も考え方は有効でした。弱みについては、悩んだ末に書かなかった「企画・開発経験不足」が一番配点が高かったです…(残念)。

第2問

令和3年度事例Ⅲ 第2問(配点 30 点)
バッグメーカーからの受託生産品の製造工程について、効率化を進める上で必要な⒜課題 2 つを 20 字以内で挙げ、それぞれの⒝対応策を 80 字以内で助言せよ。

ぶらんち回答案
  • 課題
    生産計画2の見直しにより在庫2適正化1を図る。
  • 対応策
    対応策は各リーダーが情報を共有し、①受注予測1の精度向上、②納期を踏まえた調達計画1、③作業者の余力管理1を行う。生産計画2作成の頻度を上げ、小ロット化2に対応する。

⇒ 12点/15点(ふぞろい採点基準)

ぶらんち回答案
  • 課題
    工程2の見直しにより作業量の平準化1を図る。
  • 対応策
    対応策は①修理作業1を検品工程で行い、②若手職人1の担当を多くして分業化・標準化2を進め、③部分縫製の機械化を検討する。縫製工程の負荷を軽減2し作業量の平準化を図る。

⇒ 9点/15点(ふぞろい採点基準)

課題と対応策の回答欄が分割されており、字数のコントロールがしづらい出題形式でした。一方で解答すべきことはそこまで迷う感じではなかったので、書く練習が出来ていた方ほどキーワードをキレイに収められて点数に繋がったのではないかと思います。

第3問

令和3年度事例Ⅲ 第3問(配点 20 点)
C 社社長は、自社ブランド製品の開発強化を検討している。この計画を実現するための製品企画面と生産面の課題を 120 字以内で述べよ。

ぶらんち回答案

製品企画面は、オンライン販売情報だけでなくウェブサイトにお客様の声を投稿できるフォームを作成5し、顧客要望にあった製品開発を行う。生産面は、受注生産品の効率化・省力化2を図り、熟練職人の負荷を減らして2自社ブランド製品開発に注力できる体制とする。

⇒ 9点/20点(ふぞろい採点基準)

第2問との重複を気にしてしまいましたが、同じことでも多面的に書いた方が点数に繋がったようです。確かに私の回答は1つの要素に字数を多く使っていて、加点につなげることが出来ていません。個人的には詰め込み回答って読みづらくて好きではないんですけどね…汗。

第4問

令和3年度事例Ⅲ 第4問(配点 30 点)
C 社社長は、直営店事業を展開する上で、自社ブランド製品を熟練職人の手作りで高級感を出すか、それとも若手職人も含めた分業化と標準化を進めて自社ブランド製品のアイテム数を増やすか、悩んでいる。
C 社の経営資源を有効に活用し、最大の効果を得るためには、どちらを選び、どのように対応するべきか、中小企業診断士として 140 字以内で助言せよ。

ぶらんち回答案

自社ブランド2製品を熟練職人の手作り2高級感2を出す戦略とし、強みを活かした高価格品で収益向上3を図る。その為に若手職人に①熟練職人のOJT3実施、②新製品の試作品製造、を通じて全体工程の経験を積ませ、技術習熟3を進める。これにより熟練職人の退職に対応し、自社ブランド製品の生産能力3高める5。(140字)

⇒ 23点/30点(ふぞろい採点基準)

合格者は圧倒的に「高級感」を選択したようです。確かに「高級感」の方が回答を作りやすいですからね。また、「最大の効果を得るためには」となっているにも関わらず効果が書かれていないと点数は伸びなかったようです。まあ、効果まで書くというのは結構言われていることなので、基本動作として覚えておいてもいいかもしれませんね。

まとめ

如何でしたでしょうか。

ふぞろい採点結果は、68点でした!

近年の事例Ⅲは「提案すべきことは思いつくが、解答に落とし込むのが難しい」というパターンが多いです。これはもう練習量で補うしかないので、ひたすら過去問を解きましょう!

ABOUT ME
ぶらんち
ぶらんち
中小企業診断士
システムエンジニアとして14年間キャリアを積んだ後にコンサルティングファームに転職。ITコンサルタントとして従事する傍ら、中小企業診断士として伴走支援を実施中。
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