2次試験対策
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再現答案をつくろう!

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こんにちは。ぶらんちです。2次試験を受験された皆さま、お疲れ様でした!たくさん勉強してきた方ほど解放感がハンパないと思います。

…ところで、再現答案は作っていますか?実際の答案は本試験のときに提出しているので、(当然ながら)手元に残っていないですよね。でも、自分の答案って今後色々なところで必要になるんです。 そこで今回は「再現答案」をつくるメリットについて紹介いたします!

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①口述試験対策に

令和5年1月12日(木)の合格発表後、翌週1月22日(日)には口述試験があります。準備期間はおよそ1週間!

口述試験は、2次試験の事例企業(Ⅰ~Ⅳ)を題材とした質問に答える形式で行われます。質問は大きく以下に分かれます。

  • 設問で問われたことを掘り下げたもの
  • 設問には問われていない別の角度のもの

口述試験はいきなり「A社についてお尋ねします。」と内容を把握している前提で始まります。なので予め事例企業の内容は頭に叩き込んで試験に臨む必要があります。ただ、その頃には記述試験から2か月以上経っているわけですから、何の対策もしないでスラスラ答えられる人はまず居ません。

限られた時間の中、情報整理に大変役立つのが「再現答案」です。与件文と設問文と合わせて確認すれば、「A社の課題はどこだったか」「B社の強みは何だったか」など、解き直さなければ分からない観点もスムーズに思い出すことができます

正直、解き直すのはかなり大変です。口述試験対策を短い時間で効率よく行うために再現答案の作成はマストと言えます。

②模範解答・解説との比較、採点サービス利用に

今後、各予備校の模範解答がどんどん発表されます。また、解説動画やセミナーも開催されているかと思います。

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これから合格発表まで時間がありますので、こういった「プロの視点」の情報はなるべくたくさん集めましょう。時間をかけて協議しながら解いていることもあり、深いところまで考察されていて色々な気づきに繋がります(口述試験に向けた知識補充にも有効です)。

そんな「プロの視点」の情報集めの一つに、採点サービスというのがあります。採点が良くても実際の合否には何の影響もありませんが、良い結果であれば気持ちよく年越しを迎えられるのもまた事実です。

ちなみに私はLEC(東京リーガルマインド)のABCD判定サービスというものを利用しました。当時の結果はこちら↓

「BAAA」で総合評価「A」でした。これでかなり自信がついて、ドキドキワクワクで合格発表を待つことができました(ちなみに得点開示請求の結果は「CAAA」。事例Ⅰが危なかった…)

採点サービスを受けるためには、当たり前ですが再現答案の送付が必須です。

③合格後の活動に

すこし先の話ですが、合格後は受験生応援団体に入ることをおススメしています。次の受験生のためだけでなく、自分の中小企業診断士活動に弾みをつける意味でも大変有効です。そして、その活動には再現答案が大活躍します。

タキプロ

私が参加していた団体です(12期)。タキプロブログでの情報発信のほか、Web勉強会で答案作成プロセスに関するアドバイスを行ってきました。それらの活動の際に、やはり再現答案は力を発揮しました。

中でも一番よく使ったのはWeb勉強会における受験生の答案チェックですね。「自分と同じところでつまづいているな(気持ちわかる…!)」「この視点は無かった(すごい…!)」といったことは再現答案がないとなかなか気づけないです。

ちなみに、応援団体に入ることは次の受験生のためだけでなく自分にもたくさんのメリットがあります。私自身はタキプロの活動を通じて全国に合格同期の仲間が出来ました。皆さんバックボーンが全く異なるので話しているだけでも楽しいし、実務補習や実務従事の情報交換といった実益の部分でも大変実りあるものになっています。

一発合格道場

こちらもタキプロと同時期に始まった受験生応援団体です。渾身の詳細記事に助けられた受験生も多いのではないでしょうか!

ふぞろいプロジェクト

こちらは2次試験対策の金字塔「ふぞろいな合格答案」制作を主体とした団体です。再現答案を送れば、来年度の「ふぞろい」にあなたの答案が掲載される…かもしれません。

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まとめ

如何でしたでしょうか?

再現答案は試験終了後1~2日以内に作成するのが理想的です。それ以降は記憶が曖昧になって上手く再現できなくなります。精度の落ちた再現答案はあまり意味がないです。「本番で書いたか分からない内容で判定サービスを受ける」とか訳が分からないですよね…。

1週間も経つとほぼ記憶から抹消されてしまいますので、早いうちに作ってしまいましょう!

ABOUT ME
ぶらんち
ぶらんち
中小企業診断士
システムエンジニアとして14年間キャリアを積んだ後にコンサルティングファームに転職。ITコンサルタントとして従事する傍ら、中小企業診断士として伴走支援を実施中。
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