2次試験対策

【2次対策】伝わる書き方

こんにちは。ぶらんちです。
2次試験は、80分間でおよそ500~600文字の文章を書くことになります。ぶらんちはこの「書く」プロセスに相当苦労しました。

今回は、それでも何とか合格にたどり着いた「伝わる文章の書き方」について紹介いたします。

答案作成における問題点と課題

2次試験はペーパーテストなので、答案ももちろん手書きです。この手書きというのがネックで、PCやスマホでは起こらない問題が発生します。

  • 字が汚い(他人が読めない)
  • 書くのに時間がかかる
  • 書き直しが難しい

字が汚い(他人が読めない)

ぶらんちは普段自分の手帳にメモ書きするくらいしか手書きをしなかったので、自分が分かれば良い字で書いていました。癖はあんまり強いほうではない(と思う)のですが、初めて予備校で答案を提出したときには、「2次試験は採点者が読めないと意味がないぞ」ということを強く認識しました。

ちなみに、当時受験生仲間に答案を見せ合った時に感じたのですが、上手すぎる人も要注意です(同じく読めません)。

書くのに時間がかかる

メールや資料をPCで作成する場合、100文字~200文字なんてあっという間です。PCで1文字書く場合、どんなに難しい字でも1秒かからないですが、手書きではそうはいきません。

仮にきれいな字で1文字書くのに3秒かかるとして、100文字書くのに5分かかります。答案が全部で600文字だとしたら、ただ解答用紙を埋めるだけで30分はかかる計算です。

2次試験には他にも予件を確認したり、回答の方向性をまとめる時間も必要ですから、書くのにもそれ相応の時間がかかることを念頭に置いておく必要があります。

書き直しが難しい

普段PCなどで文章を作成する際、「一旦書いてみて、おかしな所を修正する」なんてことをやっていると思います。ぶらんちもブログ記事は何度も修正します(公開後にこっそり修正したりもします汗)。

しかし本試験では、100文字書いた後に最初の文章に誤りを見つけてしまうと、ほぼ修正不可能です。消しゴムで消してからまた書き直すわけですから、軽微な修正でも5分はタイムロスが発生します。消してしまったあとに「途中の文章なんて書いたっけ…。」なんてことになったら地獄です。

時間に追われて焦ってしまい、何度も書き直して解答用紙をボロボロにした経験はみなさんもあるのではないでしょうか?

というわけで、解決すべき課題は以下の通りです。

【伝わる書き方】課題
  • きれいな字で書く時間を確保する
  • 出来るだけ書き直ししないようにする

対策

答案は、①設問要求に沿った形で、②自分の考えが伝わるように、③時間内で書き切ることが重要になります。今回は②③に関する対策について紹介します(①については以下記事をご参照)。

これで書けるようになる!中小企業診断士2次試験の解答プロセス②回答作成編 こんにちは。ぶらんちです。今回は2次試験の回答作成プロセス(案)についてご紹介いたします。尚、本編は「書くべきことはまとめられるが、う...

ここからは、令和元年度事例Ⅱを例文に考えてみましょう。

令和元年度事例Ⅱ 第3問
B 社社長は 2019 年 11 月以降に顧客数が大幅に減少することを予想し、その分を補うために商店街の他業種との協業を模索している。

(設問1)
B 社社長は減少するであろう顧客分を補うため、協業を通じた新規顧客のトライアルが必要であると考えている。どのような協業相手と組んで、どのような顧客層を獲得すべきか。理由と併せて 100 字以内で助言せよ。

Yさんは前職の貸衣装チェーンと良好な関係にあり、予約会で衣装に合わせたネイルデザインを提案すれば新規顧客の来店が見込めるため、貸衣装チェーンと協業し、30~50代の女性顧客を獲得すべきである。(96文字)

上記は内容自体は悪くないのですが、本試験での再現性が低いです。資格予備校の模範解答では上記形式をたまに見かけますが、本試験中に文章を組み立て、制限文字数に収まるように一から構成を考えてから書き始める、ではとても80分間では間に合いません。ちなみに上記の解答例をつくる際、100文字でなかなか収まらず何度も書き直ししました。

まずは、文章を組み立てたり構成を考えたりという時間を短縮する必要がありそうです。

文は短く切る

Yさんは前職の貸衣装チェーンと良好な関係にある。そこで予約会で衣装に合わせたネイルデザインを提案すれば新規顧客の来店が見込める。故に貸衣装チェーンと協業し30~50代の女性顧客を獲得すべきである。(98文字)

先ほどの回答例を文節に合わせて短く区切ってみました。先ほどよりも読みやすくなったのがお分かりでしょうか?

一般に、文章は短い方が内容を把握しやすいです。長い文は主語と述語の間に複数の修飾語が入るので、読み手は理解するのに頭を使うことになり、負荷をかけてしまいます。

同時に、何を伝えたいのかぼんやりしますので、こちらの意図が伝わらず加点されないなんてことも起こる可能性があります。

1文はなるべく30~40文字に収め、長くても50文字以内にしましょう(100文字以内の設問の場合、最低でも2文に分ける)。

なお受験生としても、短い文章の方が作りやすいし、文字数も把握しやすいですのでおススメです。

ちなみに上記の例文は読みやすくはなったものの、Yさんの前職の話から始まっており「…何の話しているの?」と読み手(採点者)を不安にさせる可能性があります。解答は「結論→理由」の流れで書くのが良いです。

結論→理由の順番で書く

貸衣装チェーンと協業し、予約会に参加する30~50代の女性顧客を獲得すべきである。理由は①Yさんの前職との良好な関係を活かせる、②衣装に合わせたネイルデザインを提案し顧客獲得が見込める、ためである。(99文字)

結論を最初に書き2文目以降で理由を書いています。

結論と理由を明示することで、読み手(採点者)に「設問要求に答えていること」「回答制約を守っていること」を明確に伝えることができます。受験生としても文章構成をいちいち考える必要が無く、書き直しのリスクを低減することが出来ます。

結論を最初に書くのは「採点者に一番伝えたいこと」であると同時に、「一番書き直しの可能性が少ない部分」だからってのもあるわけですね。

書くスピードを計測しよう

答練や模試を通じ、実際に自分が100文字を書くのにどのくらい時間がかかるか、書くスピードを計測しておくことをおすすめします。

ぶらんちの場合、100文字書くのにおよそ8分かかったので、「設問分析→予件確認・解答まとめ」までを30分、「書く」のは残り50分でタイムマネジメントしていました。

解答を書き始めるタイムリミットを設定するためにも、自分の書くスピードは把握しておきたいですね。

参考図書

「伝わる文章を書く」には、上記以外にもたくさんのテクニックがあります。今回は2次試験に特化した部分をお伝えしましたが、日常生活にも使える技術です。この機会にぜひ修得したいですね!

迷わず書ける記者式文章術
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ぶらんちも全然マスターできていませんが、本書のおかげでだいぶスピードアップできたと思います(ブログ記事がスムーズに書けるのも本書のおかげ…!)。

まとめ

如何でしたでしょうか。

上記はあくまでぶらんち流ですので、「これだと書きづらい」はあるかもしれません。本記事を参考に、「採点者に伝わる」自己流の書き方を確立いただければ幸いです!

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