中小企業診断士試験

受験生応援団体に参加しよう!

こんにちは。ぶらんちです。口述試験も終わり、令和3年度の中小企業診断士試験も残すところ合格発表のみとなりました。合格された方にとっては、別の意味で忙しい1年の始まりです。今回は第1弾として、受験生応援団体の活動について紹介します。

受験生応援団体とは

受験生応援団体とは、読んで字のごとく「中小企業診断士試験の合格を目指す受験生を応援する団体」です。運営主体は主に前年度の合格者で、原則無償でサービス提供を行っており、ほとんどボランティア活動と言って良いです。

受験生応援団体という言葉にあまり馴染みがないと思いますが、それもそのはず。中小企業診断士試験以外ではほぼ見かけません。だって、長い時間をかけて身に着けたスキルやノウハウを無償提供するなんて普通は考えられないですよね。

ちなみに、受験生応援団体は主要なところだけでも3つあります。

  • タキプロ
  • ふぞろい
  • 一発合格道場

では「なぜ受験生応援団体という活動が盛んなのか?」ということなのですが、それは中小企業診断士の特殊性が起因しているのではないかと思います。

2次筆記試験が特殊過ぎる

2次筆記試験には明確な答えがなく非常に勉強しづらいです。解答は公表されず、各予備校の模範解答もバラバラだったりしますので、自己採点さえままならないです。

日本の学校教育では「答えは一つ」が当たり前で(今は少し変わってきているようですが)、正解不正解のはっきりしない出題形式に対してどう勉強したら良いか分からない人が多いです。そのため、「勉強の指針が欲しい」というニーズが他資格に比べて大きいように思います。

一方で、合格者は試行錯誤の末に完成させた「自分の型」を持っていたりします。(予備校関連の仕事に就かない限り)自分にとってはもう不要なものですが、長年培ってきたノウハウですからそのまま捨てるのは惜しいです。そこで、「自分のノウハウを使ってくれ!」という有志が現れて受験生応援団体の文化が醸成していった、と考えられます。

合格者にとってもメリットが多い

診断士は独占業務がありません。独占業務がないこと自体は「他士業領域を侵さない限り支援内容に制約はない」ということなので、とても自由で良いことだと思います。実際、「事業承継なら任せろ!」「SDGsを推進しています!」と得意分野を前面に出して差別化を図っている診断士も多いです。

ただ、中小企業の「経営の悩みごと」は多種多様です。 1次試験7科目、2次試験4科目を全て習得したといっても1人で全てのニーズに対応することは難しく、どうしたって自分の弱みをカバーしてくれる人的ネットワークの構築が重要になってきます。

また、1年目から「経営相談」といったコアな依頼が来ることは少ないです。自分ひとりで営業開拓できる人ならともかく、一般的には何かしらの団体(協会・区会・研究会)に所属し、少しずつ実績を積んでいくことになります。受験生応援団体もその一つで、診断士1年目にとって人的ネットワーク構築実績作りには最適です。

まず合格同期という共通項から一体感が生まれやすく、職種も様々で強固な人的ネットワークを築くことが出来ます。また、受験生をターゲットとした付加価値の高いサービス提供(セミナー開催、ブログ投稿、勉強会開催など)を通じて、組織運営、サービス設計や業務改善、集客やマーケティングなどを学べます。

こうした合格者と受験生のWin-Winの関係を築けるところが、受験生応援団体が活発である理由の一つと考えられます。

刺激的な人々に出会える

中小企業診断士の本懐は中小企業を支援することです。だからなのか、中小企業診断士は「困っている人を助けたい」というマインドの強い方が非常に多いです。合格同期にも「受験生の時に受験生応援団体にお世話になった。恩返しのつもりでがんばりたい」「自分の苦労・失敗を次の受験生に繰り返してほしくない」「中小企業診断士を盛り上げたい!」と強いモチベーションで取り組む人が必ずいます。そういう人の仕事ぶりに触れることは、とても刺激になると思います。

また、コミュニケーション能力が高く、活動の場をどんどん広げる人にもたくさん出会えます。 複数の受験生応援団体で積極的に活動していたり、実務従事をたくさん行って経験値を上げまくっている人など…。

今は合格後のことまで考えてなかったという方も、受験生応援団体の活動を通じ色々な人と出会うことで「自分はどんな方向に進みたいか」を考える良い機会になると思います。

任意参加は「タキプロ」だけ

そんな受験生応援団体ですが、主要団体で任意で参加可能なのは「タキプロ」に限られます(ふぞろい、合格一発道場への参加方法は非公開)。

タキプロは2009年創設で、1~12期まででなんと800名もおり、受験生応援団体としても合格同期のネットワークとしても最大規模を誇ります。私が在籍していた12期は144名(同年合格者の実に12.3%!)もいました。

職業は大学生・医者・弁護士・経営者など様々、年代も20代~60代と幅広く、果ては日本国内だけでなく英国・米国から参加しているメンバーまで、タキプロに入っていなければきっと会うこともなかった人たちと1年間楽しく活動できました。

私の時は残念ながらコロナ禍でリアルイベントはほとんど出来ませんでしたが、「13期ではできるといいな~」と陰ながら思っています。ぜひチェックしてみてください。

まとめ

如何でしたでしょうか?

今後も、中小企業診断士合格後の活動についてどんどん紹介していきたいと思います。一方で、すぐに令和4年度の1次試験がやってきます。引き続き受験生のための情報発信もしていきますので、今後とも宜しくお願いします!

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