中小企業診断士試験
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【令和4年度】試験スケジュールが発表されました!

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こんにちは。ぶらんちです。先日中小企業診断協会より令和4年度(2022年)中小企業診断士試験スケジュールが発表されました。

令和2、3年度は東京オリンピックの関係で変則日程が組まれていましたが、今年は何もなく通常スケジュールに戻る…と思いきや、またもや例年と異なる変則日程となるようです。

では早速見ていきましょう!

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これまでの通常スケジュール

令和元年(平成31年)までの試験スケジュールは、だいたい以下のようにほぼ固定でした。

項目日程
1次試験本番8月の第1土曜日、日曜日
1次試験合格発表9月の第1火曜日
2次試験本番(筆記)10月の第3日曜日
筆記合格発表12月の第1金曜日(7日前後)
2次試験本番(口述)12月の第2日曜日
2次試験合格発表12/25か26、もしくは翌年1/5か6

なので早い段階でも学習計画は立てやすかったです。実際、「もっとよく日程を知っていたら学習計画をこんな風に立てたのに」という記事も書いたくらいです。

https://branchpine.com/archives/359

最終的な合格発表が年明けとなった年度はいくつかありましたが、筆記試験に進めた時点でほぼ勝ち確定なので、あまり気にする人はいなかったと思います。

近年の変則スケジュール

ちなみに、東京オリンピック関連で変則日程となった令和2年度、3年度のスケジュールは以下の通りです。

項目標準R2R3
1次試験本番8/6・77/11・128/21・8/22
1次試験合格発表9/38/259/21
2次試験本番(筆記)10/2510/2511/7
筆記合格発表12/712/111/14
2次試験本番(口述)12/1412/201/23
2次試験合格発表12/251/52/2

令和2年度(2020年)は本来東京オリンピックが予定されていた年です。開催月である8月は世界中から人が集まり、交通機関の混雑も予想されていたため、予め1次試験を1ヵ月前倒しして7月実施となりました。実際は新型コロナウイルスの発生により、東京オリンピック自体が翌年に延期となりました。

令和3年度(2021年)も、東京オリンピックの開催期間を避けたスケジュールとなりました。1次試験は、今度は開催終了後の8月最終週が設定され、引きずられるように全体的に後ろ倒しとなりました。

う~ん、何かもう遠い過去のようですw

令和4年度の試験日程

では発表されたスケジュールはどうなっているでしょうか?

項目日程
1次試験本番令和4年8月6日(土)・7日(日)
1次試験合格発表令和4年9月6日(火)
2次試験本番(筆記)令和4年10月30日(日)
筆記合格発表令和5年1月12日(金)
2次試験本番(口述)令和5年1月22日(日)
2次試験合格発表令和5年2月1日(水)

1次試験日程

1次試験本番・合格発表日は例年通りとなりました。令和2年度はまさかの1ヵ月前倒しでビックリした方も多かったと思うので、そこは一安心でしょう。逆に令和3年度と同じく2週間後ろ倒しを期待していた方は、残念でした…。

2次試験日程

問題は2次試験です。2次筆記試験が1週間後ろ倒しは嬉しいニュースかもしれませんが、2次筆記合格発表以降が令和3年度と同じく年明けとなっています。

(令和3年度を除き)いつもなら年内には合否が(ほぼ)分かっていたので、ほっとした、あるいは決意を新たにして新年を迎えることができました。でも今年度の受験生は来年1月まで気が抜けない状態が続きます。

…といってもやること自体が増えたわけではないんですけどね。

でも、ただ待っている時間って、なんだか不安だし次のアクションも取りづらいしで、すごくモヤモヤするんですよね。今年もなかなか大変そうです…!!

なぜ合格発表が遅くなった?

単純に、受験生が増えて採点に時間がかかるのが大きな要因かと思います。

1次試験はマークシート式で機械に読み込ませるだけなので、受験生が増えても採点時間に大きな影響はありません。でも2次試験はご存知のとおり論述式なので、採点者は一人につき2,400字程度(600字×4事例)の回答を読み点数をつけていく手間のかかる作業が発生します。

2次試験の受験者数は、5年くらい前まで4,500人前後だったのですが、毎年どんどん増えており、昨年(令和3年度)は過去最高の8,757人となりました(ほぼ2倍!)。また合格者は史上初の1,500人越えとなった一方で、7,000人以上の方が不合格となっています。

https://branchpine.com/archives/3351

昨年の不合格者のうち、半分が1回目の挑戦だったと仮定すると、今年の2次試験待機組がすでに3,500人いることになります。また、1次試験は合格率が上がっており、2次試験に進む方も増えていることから、もしかすると令和4年度の2次試験受験者数は1万人近い可能性も否定できない状況です。

そうなってくると採点側としては長めの期間が欲しいですよね。なので筆記試験合格発表が翌年まで後ろ倒ししているのだと思います。

そういう意味だと、この令和4年度試験スケジュールが今後のスタンダードになっていくのかもしれません。2次試験のスケジュール後ろ倒しは人気資格となった証ってことですかね!

まとめ

如何でしたでしょうか?

中小企業診断協会サイトには、これから令和4年度の試験情報がどんどん掲載されていきますので、逐次チェックしていきましょう!

ちなみに試験の難易度はどうなる?が気になる方は、以下の記事をご参照ください。

https://branchpine.com/archives/1495
ABOUT ME
ぶらんち
ぶらんち
中小企業診断士
システムエンジニアとして14年間キャリアを積んだ後にコンサルティングファームに転職。ITコンサルタントとして従事する傍ら、中小企業診断士として伴走支援を実施中。
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