中小企業診断士試験
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中小企業診断士としての「開業」について

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こんにちは。ぶらんちです。中小企業診断士を目指す一つの目的として「独立開業」を挙げる方も多いと思います。

そこで今回は個人事業主としての開業方法についてご紹介したいと思います。

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開業までの流れ

世はVUCA時代!

21世紀に入ってから早20年が過ぎ、時代は大きく変わりましたスマートフォンの登場により仕事のやり方は大きく変わり、オンラインへの対応が非常に重要になりました。特に近年はコロナ禍によりオンラインミーティングの機会が増え、ニューノーマルなんて言葉も一般化しつつあります。

今後もDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により「常識を覆す新しいサービス」が次々生み出されるでしょうし、将来の予測がとても難しいVUCA時代に突入している、とも言われています。

  • V(Volatility:変動性)
  • U(Uncertainty:不確実性)
  • C(Complexity:複雑性)
  • A(Ambiguity:曖昧性)

…なんて固いことを書きましたが、要は企業にしがみつくことばかり考えていたら時代に取り残されるぞということが言いたいです。終身雇用はとっくに崩壊していますし、会社に尽くすことを美徳にしていても定年まで安定して昇給する保障などどこにもないわけです。企業に所属するにせよ、自分で稼げる力を高めましょう!ということです。

そのための「中小企業診断士」

中小企業診断士は、そんなVUCA時代のサラリーマンに夢と希望を与えてくれる資格だと思っています。最悪会社が倒産しても、自分の力で食べていけるということはすごい自信になります。しかも経営スキル全般にわたる能力ですので、会社勤めとのシナジー効果も高いです。

「中小企業診断士に合格しても開業するつもりはない」という方もいるかと思いますが、ある先輩診断士曰く「遅かれ早かれ必ず開業する」とのことです。

  • 会社を辞めて開業する
  • 会社を辞めずに開業する(副業・複業)
  • 定年後に開業する

定年後も含めると、必ず開業するということですね。確かに高付加価値を提供できるのですから、そのまま眠らせるのはもったいないですよね。

開業が簡単な時代になりました

個人事業主として開業するためには、税務署に開業届を提出する必要があります。また、青色申告を始めるためには「青色申告承認申請書」も必要となります。法人を設立するよりは手続きは難しくないですが、それでも煩雑であることは間違いないです。

しかし、現在は税務署に行かなくてもスマホだけで開業届が出せる時代となりました。それは開業Freeeというサービスです。最大の特徴はその簡単さにあります。

開業Freee

freee株式会社が提供するサービス群の一つです。freeeでは開業の他にも、「会社設立」「会計」「人事労務」など起業を強力にバックアップしてくれるサービスをたくさん提供しています。

開業Freeeを使うメリット
  1. 最速&カンタンに開業書類が作れる
    必要な情報をアンケート形式の画面に一度入力するだけで、開業書類が自動作成される(*1)
  2. 開業届の提出がオンライン完結
    e-tax(電子申告)を利用すれば、オンライン上で開業届の提出が可能(*2)
  3. すべて無料で利用できる
    開業freeeは全て無料

(*1)開業届以外の書類もまとめて一括で作成ができるので、面倒な記入作業も不要
(*2)書類をわざわざ印刷せずに、自宅からカンタンに届け出が完了

合格同期の中にも個人事業主として開業した方が出てきましたが、ほぼ開業Freeeを使って開業しています。

最速&カンタンに開業書類が作れる

freee開業は大きく3ステップとなっており、マイナンバーカードなどの必要なものが手元に揃っていれば、10分もかからず開業することができます

書類作成はアンケートに回答する形式で進み、全て回答すると書類作成は完了です。

指示通り入力を進めていき、最後に「書類を提出」して終了です。

提出結果はfreee開業上でも確認できます。これで晴れて個人事業主になりました!

開業後の準備も出来ます

個人事業主になった後は、事業開始に必要となる準備も合わせて済ませることが出来ます。

事業用のクレジットカードを作ろう

freee開業上で、事業用クレジットカードを作ることが出来ます。事業用の経費などは個人のお金の流れとキチンと分けていないと、確定申告で苦労します。

freee開業から申込み出来るのは「MasterCard」「VISAカード」「セゾンプラチナ」の3種類です。MasterCardであれば年会費無料最短4営業日で使い始めることが出来ます。

事業用の銀行口座も作れます

freee開業では、銀行口座の開設も出来ちゃいます。屋号付きの事業専用口座なんて憧れますよね!選べるのはPayPay銀行GMOあおぞらネット銀行です。PayPay銀行のカードは黒くてカッコよいです。

その他の支援も充実

そのほか、デスクやPCをfreee契約者特別価格で購入出来たり、屋号付きの印鑑を作れたりと開業者を支援するサービスが充実しています。

面白いのが日本政策金融公庫の「新創業融資制度」申請に必要な計画書類の自動作成ですかね。こんなものまで自動化されてるんですね…!

次の関門は確定申告

個人事業主として実務をするようになったら、次の関門は確定申告です。こちらもfreee会計という別のクラウドサービスが強力に後押ししてくれます(freee開業のアカウントを共通して利用可能)。

こちらは普段の取引を登録しておくことで、確定申告が非常に楽になります。

まとめ

如何でしたでしょうか?

薄々お気づきかと思いますが、わたくし先日開業届を提出し晴れてサラリーマン兼個人事業主となりました。突然開業したい衝動に駆られ、freee開業を使って会社のトイレの中で開業しました(笑)。一応副業届は出しているので問題はないです(たぶん)。

まぁそのくらいカンタンだってことです。私としては「これからは副業でバリバリ稼ごう!」という感じではないものの、本業に支障がない程度には頑張っていこうと思います。

ということで今後とも宜しくお願いします。

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中小企業診断士
システムエンジニアとして14年間キャリアを積んだ後にコンサルティングファームに転職。ITコンサルタントとして従事する傍ら、中小企業診断士として伴走支援を実施中。
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