1次試験対策
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【2022年度】来年に向けた試験対策をはじめよう

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こんにちは。ぶらんちです。前回は1次合格が見えている受験生向けに記事を書きましたが、残念ながら不合格が見込まれる方もいらっしゃると思います。悔しかったり、哀しかったり、感じ方は十人十色ですが、チャンスは来年もあります。気持ちを十分に吐き出したら、また来年に向けた試験対策を開始しましょう!

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リフレッシュの時間を設ける

来年は従来のスケジュールに戻ると思われますので、次回の1次試験は2022年8月上旬と想定されます。来週から始めてもまだ11ヵ月もの時間があるわけですから、少しだけ勉強をお休みして、頭と体をリフレッシュするのも良いと思います。

まずはしっかりコンディションを整えた後に、今度こそ合格するための学習計画を立てましょう

自分の弱点を知る

リフレッシュが終わったら、まずは1次本試験の自己採点結果を分析しましょう。以下項目のように少し深堀りをしてみて、来年に向けた課題の洗い出しを行います。 辛いかもしれませんが、自分の弱点を知り来年に活かすために必要な作業です。

理解が足りない分野を確認する

全く答えられなかった問題は、シンプルに知識の定着が甘かったと考えられます。来年の学習計画で重点的に取り組む分野としてチェックしましょう。

ただし著しく正答率の低い高難度の問題が存在します。中小企業診断士の1次試験は、基礎問題と頻出論点だけでも40点は取れるように設計されている一方で、難易度調整のために誰も解けない(解くことを期待されていない)問題が10%程度出題されているそうです。このような問題を復習してもあまり意味はないです。

どれが高難度の問題かは自分ひとりでは分からないため(…まあなんとなくは分かりますが)、そこは各予備校の解答速報や解説動画で確認しましょう。

https://branchpine.com/archives/2372

凡ミスを数える

次に分析すべきは凡ミスの発生頻度です。自己採点を行う際に「え!分かってたのに変なの選んでる!」「”当てはまらないもの”を選ぶのか…。よく読んでなかった(泣)」という問題があったのではないでしょうか?凡ミスが発生する理由はいくつかあると思います。

  • 時間がギリギリで見直す時間がなかった
  • 途中の問題に時間がかかり、慌てて解いた
  • 設問文を正しく読めていなかった(思い込んだ)
  • 雰囲気に呑まれてしまいよく覚えてない

凡ミスの発生原因はほとんどの場合、タイムマネジメントの失敗設問文の飛ばし読みのどちらかだと思います。

改善策は「当日の回答プロセスを再検討し、見直しする時間を捻出すること」に尽きると思います。「最初に一通り問題を確認する」「2分以上悩んだら次の設問に行く」など、同じ轍を踏まないよう自分ルールを研究していきましょう。

「雰囲気に呑まれてしまった」についてはもう経験したので大丈夫ですよね。それでも心配な方は、来年までにリアルで開催される模試の受験を計画に盛り込むと良いですね。

科目合否と勉強時間を整理する

続いて科目の合否と勉強時間について、照らし合わせを行います。

  • 合格した科目は勉強時間をたくさん取っていた
  • 不合格だった科目は計画よりも時間が短かった

上記のような場合は、単純に「勉強時間が足りなかった」が原因なので、改善策は「勉強時間を増やす」ですよね。ただ、なぜ勉強時間が足りなかったのでしょうか

  1. 苦手克服に時間を取りすぎた(時間配分を間違えた)
  2. 好きな科目ばかり勉強してしまった

①については勉強1年目にぶらんちがした失敗です。苦手を無くすことに執着しすぎて、どの科目も合格ラインギリギリという不安定な状態で本試験本番を迎えてしまったのが敗因です。同様の状況になってしまった方は、スケジュールの策定方針に見直しが必要です。具体的には「得意・不得意を考慮して時間設定する」「計画を見直す時間的余裕(バッファ)を設ける」などです。

②については言い換えると「苦手科目を無意識に避けてしまった」というです。もしかすると来年苦手科目だけ残っているという方もいるかもしれません。この場合はモチベーション施策の検討が必要です。意識を変えるために「独学から予備校通学に変える」なども視野に入れた方が良いかもしれません。

全体戦略を練り直す

上記を踏まえて、来年に向けた全体戦略を策定します。以前「試験合格には全体戦略が大事」という記事を書きました。1次試験はあくまで通過点のため、この記事では2次試験合格を見据えた1年間の全体スケジュール案を提示しています。

https://branchpine.com/archives/359

今年の科目合格数や来年のご予定(仕事・プライベート)により、勉強に充てられる時間は異なると思いますので、ご自身にあった学習計画を立ててみてください!

まとめ

如何でしたでしょうか?

強く願うのは、中小企業診断士の資格取得を諦めないでほしいということです。中小企業診断士試験は難関資格という位置づけではあるものの、弁護士や公認会計士などに比べれば決して手の届かない難易度ではありません。

挑戦し続ければいつかは合格します。少し休んで、また歩き始めましょう!

ABOUT ME
ぶらんち
ぶらんち
中小企業診断士
システムエンジニアとして14年間キャリアを積んだ後にコンサルティングファームに転職。ITコンサルタントとして従事する傍ら、中小企業診断士として伴走支援を実施中。
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