中小企業診断士試験
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自燃性の人になろう!

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こんにちは。ぶらんちです。

ぶらんちは大学生時代、ある焼肉チェーンでバイトをしていました。当時その焼肉屋チェーンは日本で最も勢いがあり、そこで働く社員さんもみんな仕事に燃える熱い人が多かったです。が、その中でもぶらんちが働いていた店舗の店長は非常に熱い人でした(今なら絶対許されないブラックな働き方でしたが、本人は嬉々として働いていました)。

そんな店長は自己啓発も盛んに行っていて、バイトの私にも色々なことを教えていただきました。今日はその教えの中で唯一覚えている話をご紹介します(唯一なんかい)。

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人間は3種類に分かれる

店長曰く、人間はモチベーションややる気の面で、3種類に分かれるとのこと。

  • 自燃性(じねんせい)
  • 他燃性(たねんせい)
  • 不燃性(ふねんせい)

自燃性

自燃性の人とは、自分で情熱を燃やすことができる人のことです。自燃性の人は、目標や目的に向かって積極的に動き、高いモチベーションを持って仕事をします。

その熱い情熱は時に周りを動かすこともあります。他の人を燃やすこともできる(他の人に影響を与える)、そんな人のことです。

他燃性

他焼性の人とは、火を近づけると燃え出す人のことです。自燃性の情熱に突き動かされて、自らも動くようになる、といったイメージです。

このタイプにも、大事な役割があります。例えば、自燃性の人はいくら熱い情熱があっても、一人では叶えられない夢や目標はたくさんあります。そんなときは他燃性の人がサポート役となり、チームを組むことで達成可能性を高めることができるのです。

不燃性

不燃性の人とは、何をしても燃えない人のことです。自燃性や他燃性の人に対してシラケた態度を取ってしまったり、あえて輪に入らないようにするイメージです。

この場合の「輪に入らない」は、「体育会系のノリについていけなくて…」みたいな類いのことではなくて、本質的に冷めているという意味です。

このタイプは指示待ちの事が多く、自分から創意工夫を凝らしたりといったアクションは無いので、とにかく標準化・マニュアル化された業務を淡々とこなすといった感じになりがちです。

自燃性をめざせ

店長はこの話をしたときに、ぶらんちに「自燃性の人になりなさい」と言いました。自ら燃え、他人を燃やすくらいの男になりなさい、と。

店長は間違いなく自燃性だったので、他燃性のぶらんちは「はい、分かりました!」を返事をしたのを覚えています。

その後、大学卒業とともにバイトを辞め、システムエンジニアとして社会に出たわけですが、常に「自燃性の人」だったらどんな風に動くのかを考え、将来を見据えた行動をとるように心がけていました。

自燃性の人になれたか

自分の人生に関することについては、目標を設定し自発的に動く「自燃性」のような動き方はしてきたつもりです。ただ、未だ他燃性の人を燃え上がらせるようなところまでは至っておらず、まだまだ自燃性の人になれたとは言い難いです。

どちらかと言えば、あの時店長に付けていただいた火が、20年間消えずにいる「他燃性」の人といったところなのかもしれません。

中小企業診断士は自燃性だらけ

中小企業診断士に合格した途端、色々な人と出会う機会が増えました。既に士業を営む人、10年近く勉強してきた人、ぶらんちとは離れた土地で働く人、その全てがおそらく本業では出会うことが無かった人たちと活動する機会を得られています

中小企業診断士と目指すきっかけも考え方も人それぞれですが、ひとつ言えることは不燃性の人は皆無ということです。自燃性の人も多く、毎日刺激をもらっています(正直本業より楽しい…!)。

会社勤めでは、どうしても不燃性の人と仕事をしなくてはならない場面に出くわすと思います。イライラしたり、気持ちを削がれてしまうこともあるかもしれません。

診断士活動は本当に楽しいです。
あなたもぜひ合格を勝ち取って、自燃性の人たちと高め合う毎日を手に入れましょう!

まとめ

如何でしたでしょうか。

この記事を書くにあたり一応調べたところ、「自燃性」の話は京セラ創業者稲盛和夫氏のお言葉のようです。

ずっと店長が考えた話だと思ってた…。
当時そんなこと言ってた?言ってたかな?言ってたかも…(よく覚えてない)。

https://branchpine.com/archives/1048
ABOUT ME
ぶらんち
ぶらんち
中小企業診断士
システムエンジニアとして14年間キャリアを積んだ後にコンサルティングファームに転職。ITコンサルタントとして従事する傍ら、中小企業診断士として伴走支援を実施中。
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