中小企業診断士試験
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知って得する!ふるさと納税制度

branchpine
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こんにちは。ぶらんちです。今回は確定申告も近いということで、ふるさと納税制度についての解説いたします(※中小企業診断士試験には出題されません)。

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ふるさと納税制度とは

ふるさと納税制度とは、生まれ育ったふるさとや自分の意思で応援したい自治体に寄付ができる制度です。「納税」という言葉がついていますが、実際には都道府県や市区町村への「寄附」となります。

一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことでその寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されます。ところがふるさと納税は原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となりますので、大変お得な制度と言えます。

全額が控除の対象といっても、年収や家族構成に応じて控除の上限額が決まっています。もし上限額を超えてふるさと納税を行ってしまうと、超過分は自己負担になってしまうので注意です。

<ケース1>
独身
年収300万円
控除上限額の目安: 27,000円

<ケース2>
共働き夫婦・子供1人(高校生)
年収500万円
控除上限額の目安: 47,000円

<ケース3>
共働き夫婦・子供2人(大学生・高校生)
年収1,500万円
控除上限額の目安: 327,000円

※ ふるさと納税サイト「さとふる」で控除上限額のシミュレーションをすることが出来ますので、一度確認してみたほうが良いです。

返礼品がもらえます

これは多くの方がご存知と思いますが、ふるさと納税では寄附した自治体から返礼品がもらえます。お肉海産物フルーツなんかの人気が高いですが、旅行券家電製品がもらえる自治体もあります。

返礼品の一例

※令和4年1月8日時点の情報です。

はらからの逸品 牛たん1kg
宮城県柴田町: 寄附金額30,000円
本場の厚切り牛タンがこれでもか!と堪能できます。ぶらんちも実際食べてみましたが、都内だったら普通に3万円するんじゃないかという極上品でした!

Yogibo Support(ヨギボー サポート)ライトグレー
大阪府岸和田市: 寄附金額51,000円
あの「Yogibo(ヨギボー)」もふるさと納税で入手可能です。読書やテレビのお供にぴったりなビーズクッションです。Yogiboソファシリーズと組み合わせることで、格別なリラックスタイムを堪能することができます。

【京セラ】クレサンベール〈ルビー・天然ダイヤモンド〉ペンダント【3.00ct/7月誕生石/プラチナ】
京都府京都市: 寄附金額8,250,000円
守護石としても有名な再結晶宝石ルビーをさりげなく埋め込み、大粒の3カラットUPの天然ダイヤモンドを使用した特別なペンダントです。「光輝(てり)」に優れたダイヤモンドを、シンプルな装いにも華やかさを添えて、特別なお出かけにもお使い頂ける逸品です。ただ寄附金額がエグい…!!

個人的にはハンディーアイロン&スチーマーなんかもおススメです。普段買わないがもらったら嬉しいものを選ぶのがいいと思います。

得するっていっても大したことないんでしょ…?

…と私も思っていました。自己負担額が2,000円でも、結局寄附するためにはそれ相当の現金が必要だし、確定申告もめんどくさいと考えていました。返礼品を購入している感覚が強くて、あんまり魅力的に思えなかったんですよね。だから、「良いお肉なのかもしれないけど、500gで2万円か…(高っ)。」なんて考えてました。

ですがこれは大きな間違い。ふるさと納税制度で寄附した金額は所得税・住民税から控除されますので、出費は変わらないのに返礼品がもらえるんです!

給与所得だと天引きされているのであまり意識がないかもしれませんが、給与明細をよく見ると結構な額の税金を支払っています。それを現物で取り戻すという感覚の方が正しいかもしれません。

つまり「利用すれば得」どころか、利用しないと損します!

ワンストップ納税制度

それでも「確定申告めんどくさい」が問題として残ります。でも安心してください!ふるさと納税制度には確定申告をスキップする制度があります。

それがワンストップ特例制度です。期日までに寄附した自治体に対して「ワンストップ特例申請書」を提出すれば、確定申告をせずとも控除を受けることができます。申請書の手間はありますが、確定申告を行うよりははるかに楽です。

ワンストップ特例制度は以下に該当する人が対象です。

  1. もともと確定申告や住民税申告をする必要のない給与所得者等であること
  2. 1年間で寄附する先が5自治体までであること

ふるさと納税を利用するときには、ふるさと納税サイトの活用をおススメします。全国各地の自治体の返礼品を選べ、ワンストップ申請書の提出なんかのサポートも受けられます。ふるさと納税サイトはたくさんありますのでどれを選んでもいいと思います。

ちなみに私は「さとふる」を利用しましたが、返礼品の選択から寄附手続きまでとってもスムーズでした。

まとめ

如何でしたでしょうか?

かくいう私も、昨年は12/31(金)の大晦日に駆け込みで申し込んだクチです。紅白見ながら思いつきで選んでたので、ぜんぜん控除上限額に辿り着かずもったいないことをしました(涙)。

今年は計画的に利用しましょう!

ABOUT ME
ぶらんち
ぶらんち
中小企業診断士
システムエンジニアとして14年間キャリアを積んだ後にコンサルティングファームに転職。ITコンサルタントとして従事する傍ら、中小企業診断士として伴走支援を実施中。
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