中小企業診断士試験
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中小企業診断士に合格後、1年経ったらこうなった

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こんにちは。ぶらんちです。本業の方も仕事納め、あとは平穏に年末年始を過ごすだけです。そんなわけで、ぶらんち個人の1年を少しだけ振り返ってみたいと思います。

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試験に合格!

ぶらんちの時は2次筆記試験が10月、口述試験は12月でしたので、いま時期はほぼ合格が確定している状況でした。なのでブログ用のドメインやサーバ契約をしたり、実務補習に向けた時間の確保など、年末年始は次のアクションに向けた準備を着々と進めていました。

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合格発表を待つ間にやったこと
  • 診断士活動用のドメイン取得
  • 診断士活動用の名刺作成
  • ブログ開設

企業内診断士として活動する場合、本業のメールや名刺は基本的には使えないので、診断士活動用に作ってしまった方が後々スムーズです。ドメインについてはブログ開設に合わせて取得したのですが、名刺についてはラクスルで作成しました。名刺づくりについてはまた別の機会に紹介したいと思います。

そして2021年1月15日(金)の合格発表を無事迎え、「中小企業診断士登録」までの新たなスタートを切るのでした。

タキプロに参加

中小企業診断士試験には、いくつか受験生応援団体が存在します。

  • 一発合格道場
  • ふぞろい
  • タキプロ

上記それぞれ特徴があるのですが、ぶらんちが参加した「タキプロ」は毎年合格者の1割程度が在籍する巨大コミュニティです。受験生を応援するという理念が同じなら、「たくさんの合格同期と知り合えて自分にもメリットがある」ところが魅力ではないかと思います。

ちなみに、1つに絞らなくてはいけないルールはなく、複数の団体に所属することは可能です。「バリバリ活動して勢いつけてやんよ!」という方は、どんどん参加表明しちゃってください!

実務従事

2021年度は事業再構築補助金申請に必要となる事業計画書の作成支援をやりました。

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実務従事に関してはあまり積極的ではなかったかもしれません。本業に加えて実務補習とタキプロ活動、さらにはブログ執筆と生活が激変したことについていけず、ちょっと日和ったところがあります。本業は疎かに出来ないし、お金もらっちゃうと成果出さなきゃですもんね…。

ただ、件数は少ないながら3年分の予備校代くらいは回収することができました。最初は「勉強のためだし薄給でも良い」と思っていたのですが、お声がけ頂いた事務所が大変良心的で、プロとしての報酬をキチンと提示頂けました。その分プレッシャーも大きく、ほぼ徹夜みたいな日もありましたけどね…。まぁ、無事に採択されてお客様からの期待には応えることが出来たんじゃないかと思います。

なので独学か予備校かで迷っている受験生がいらっしゃったら、私は断然予備校をおススメします。早く合格すればそれだけ中小企業診断士として活動できる期間も長くなるわけで、合格後に短い期間で回収できることを考えれば、投資対効果は高いと思いますよ。

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実務補習

実務補習は2月、7月・8月・9月に行われます。私は本業の都合で2月には参加できなかったので、7月・8月・9月に受講しました(5日間コース×3回)。時期的には先に実務従事をやってしまったので、楽勝なんじゃないかと思っていたのですが全くそんなことなかったです。

私の場合、製本業・アニメーション制作業・製造業と業種・業界の全く異なる3社を診断させていただきました。どれも業界構造や市場動向も全く分からない所から、チームメンバーとアレやコレやと議論を重ね、何とか報告書に仕上げました。

最終日の報告会で診断先の社長さんが喜んでいる姿を見た瞬間、大量のアドレナリンが放出されるのを感じましたね。実務従事で実務ポイント取得を考えている方も、一度は実務補習を経験した方がよいと思いますよ!メチャメチャ勉強になります。

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協会に入会

東京協会に入会

実務補習も無事完了し、その勢いのまま9月末に登録申請を出しました。と同時に東京都診断士協会に入会しました。中小企業診断協会はいわゆる業界団体で各都道府県にあります。東京協会の場合はエリア別にさらに6つに分かれており(中央支部・城東支部・城南支部・城北支部・城西支部・三多摩支部)、それぞれ中小企業診断士活動のバックアップを行っています。

他仕業と違い入会義務はないです。また「中央支部に入ったから城北支部エリアの仕事が取れない」などの縛りも全くないです。単純に自分の活動拠点の情報をいち早く入手したい、診断士ネットワークを築きたいと感じたら入会するイメージですね。

私の場合、区会(23区毎の中小企業診断士会)にも入会してより地元密着の情報収集を行っています。といっても私、埼玉県民なんですけどね…(汗)

来年はよろず相談窓口業務とか色々挑戦していきたいなと思っています。

研究会・勉強会

研究会・勉強会はDX推進やSDGs、農業の6次産業化、業務改善の自動化など、それぞれが掲げるテーマに沿って研究や勉強を行う有志のグループです。診断協会所属であることが前提のところが多いですが、そうでない所もたくさんあります。本当に様々な研究会・勉強会がありますが、大きく勉強会系(知識の共有)と実践系(顧客にサービスを提供する)に分かれます。

勉強会系はテーマに沿って研究発表するものです。こちらも外部講師をお招きして講演頂くものから、自分たちで調査を行い発表まで行うものまで色々あります。

実践系は「中小企業診断士の集団」として実際に顧客を獲得し、サービス提供による報酬を得ることを目的にしているものが多いです。企業内診断士の方々が実務ポイントの取得や副業として活動するイメージのものが多い印象です。

ぶらんちは今のところ、勉強会系に1つ、実践系に1つ所属しています。先輩診断士によると、「1年目に6つくらい一気に入って、2年目以降に自分に合ったものに絞るのが理想」との助言を頂きましたが、これまた日和ってしまい実践できていません。

こちらも来年はもう少し頑張っていきたいと思っています。

正式登録!の勢いで「開業」

11月も半ばを過ぎた頃、官報に掲載されて正式に中小企業診断士として登録されました。その2週間後には診断士バッチも届き、「ついにここまで来たか…!」といった感じでした。

2017年に「中小企業診断士になろう!」と決めてから足掛け4年。「本当に長かったな…」と感無量でした。

そうするとなんとも開業したいなという気持ちが湧いてきて、勢いで開業してしまいました。企業内診断士ながら、個人事業主。確定申告もやったことないのですごく不安ですが、まあなんとかなると思います。

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まとめ

如何でしたでしょうか?

振り返ってみると激動の1年でした。まさかこんなに早く個人事業主になるとは思ってもみなかったです。来年は診断協会主催の「プロコン塾」に入塾して、コンサルタント力を磨きたいなと考えています。

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ぶらんち
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中小企業診断士
システムエンジニアとして14年間キャリアを積んだ後にコンサルティングファームに転職。ITコンサルタントとして従事する傍ら、中小企業診断士として伴走支援を実施中。
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